過去帳とは?
過去帳とは、主に仏教寺院やご家庭で故人の戒名や俗名、没年月日、享年などを記録する帳面です。 日本の伝統的な葬送文化において、過去帳は単なる記録帳ではなく、ご先祖様や故人を偲び、供養するための大切な道具とされています。
多くの場合、和紙に製本されており、表紙や装丁も丁寧に作られています。 寺院では檀家の方々の過去帳を管理し、法事や年忌法要の際に読み上げて供養します。 ご家庭用の小さな過去帳もあり、仏壇の中に安置して日々の供養に用いられることが一般的です。
過去帳に記載される内容は戒名(法名)・俗名・没年月日・享年・続柄などです。 これらの情報は、家族や子孫がご先祖様の歩みを知る手掛かりにもなります。 また過去帳は、「家の歴史書」ともいえる存在であり、代々大切に受け継がれてきていきます。
現代では紙の過去帳だけでなく、デジタル化された過去帳サービスも登場しておりますが、やはり手書きの温かみや法要の際に僧侶が読み上げる厳かな雰囲気は紙の過去帳ならではの魅力です。
過去帳を通じて、ご先祖様への感謝や経緯を新たにし、家族の絆を深める。 そんな日本独自の供養文化が、今も確かに受け継がれてきています。
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