枕団子とは?

枕団子は、故人の枕元に供える白い団子の事を指し、仏教の考えに基づく大切な供物です。 人が亡くなると、その魂は極楽浄土への旅立ちをする際に空腹にならないよう、故人のために用意されるものです。 一般的には白く丸い団子を6個あるいは7個積み重ねてお供えしますが、宗派や地域、家庭によって数や形が異なる事もあります。 これらは故人への敬意と愛情を示す風習の一つです。
枕団子の意味
枕団子に込められた意味は多様ですが、代表的な物を紹介します。 ひとつは「故人が極楽浄土への旅の途中で空腹にならないようにいつでも食べられるように」という考え方です。 もうひとつは「空腹で困っている人にお団子を分け与え、徳を積む事で故人が極楽浄土に行けるように」という社会的な意味合いもあります。 また、六道輪廻(死後に生まれ変わる6つの世界)にちなんで6個のお団子を用意する場合も多いです。
お供えから処分まで
枕団子は通常、故人の枕元に葬儀の日までお供えします。 昔は亡くなってから火葬までの間、毎日新しい枕団子を用意し続ける風習がありましたが、現代では葬儀当日にのみお供えするケースが増えています。 火葬の前には枕団子を半紙に包み、お棺に納める事で故人の四十九日の旅のお供とされます。 このように幕団子は単なる供物を越え、故人の魂を見守る意味合いが強いのです。
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