
「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむにぶつ)」は、お釈迦様(釈迦牟尼仏)に帰依することを意味する仏教の念仏で、主に曹洞宗など禅宗系や天台宗などで唱えられています。
南無釈迦牟尼仏の意味
南無はサンスクリット語の「ナモ」や「ナマス」を音写した言葉で、「私は帰依します。」「尊敬します。」という信仰心を表します。 釈迦牟尼仏は「お釈迦様」の尊称で、釈迦族の聖者、仏教を開いたブッダ(仏陀)を指します。
歴史と背景
お釈迦さまは約2600年前のインド・ネパール国境付近で王子として生まれ、29歳で出家し、35歳で仏の悟り(仏覚)を開きました。 その生涯を通じて「苦」の原因や乗り越え方など、仏教の核心的教えを人々に説き、80歳で亡くなりました。
宗派での扱い
禅宗(特に曹洞宗)や天台宗などで「南無釈迦牟尼仏」が読経の際に唱えられます。 日蓮宗では、釈迦牟尼仏を久遠実成の本師、本尊として崇めていますが、念仏としては唱えません。
南無釈迦牟尼仏と他の念仏の違い
「南無釈迦牟尼仏」はお釈迦様に対する帰依を表します。 「南無阿弥陀仏」など、他の念仏は阿弥陀仏へ向けた信仰心を示します。
まとめ
「南無釈迦牟尼仏」を唱える事で、お釈迦様の教えに従い、人生の苦しみを乗り越える道を歩むと言う意味が込められています。 仏教の根幹は「因果の道理」や「縁起」の教えにあり、お釈迦様が伝えた心理を今に学ぶことができます。
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