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南無妙法蓮華経とは?

南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)は、日本の仏教、特に日蓮宗や創価学会などにおいて中心的な信仰の対象であり、深い意味と歴史を持つお題目です。 

 

南無妙法蓮華経の意味

「南無妙法蓮華経」とは、法華経というお釈迦様の教えを信じて尊敬し帰依する事を表す言葉です。 南無はサンスクリット語で「ナモ(namo)」に由来し、「帰依する」「信じて従う」「身も心もお任せする」という意味があります。 これは心からの帰命・敬意の表現です。 妙法蓮華経は「法華経」の正式名称で、「妙」は「不思議で深遠な真理」、「法」は仏の教え、「蓮華」は泥の中でも美しい花を咲かせる蓮の花のように、どんな環境の中でも清らかに生きる事の象徴です。 この一つの言葉は、仏の智慧と慈悲、そして苦悩の根本解決となる宇宙の根源の法への信仰を体現します。

 

歴史的背景

法華経は、約2500年前にお釈迦様が説かれた経典の中で、悟りの真実を説く教えとして「諸経の王」とされてきました。 日本の平安時代初期に伝わり、特に天台宗が法華経の教えを重視しましたが、その信仰は主に貴族層に限られてきました。 鎌倉時代、日蓮大聖人がこの「妙法蓮華経」に深く着目し、万人に開かれた救いの教えとして「南無妙法蓮華経」と唱える事で、誰でも苦悩から救われる道を示したとされています。 日蓮聖人はこれを「根源の法」として、自身の生命に体現し、それを広める事で現代にも伝わっています。 

 

南無妙法蓮華経の精神と実践

日蓮や創価学会などの信者にとって、「南無妙法蓮華経」は単なる文言ではありません。 これを唱える事は、自分自身の中にある仏性(仏の生命の本質)を呼び覚まし、人生の苦難を乗り越え、ゆるぎない幸福を築くための実践的な誓いです。 蓮の花のように、泥沼の人生(苦悩の世界)にあっても清らかに生きる事を体現し、仏の智慧と慈悲を日常に体現しながら、自身の内なる「妙法」の力を開花させていくものです。 「南無妙法蓮華経」を唱える事で、過去・現在・未来の三世に渡る普遍の法を自分の生命に宿し、真の成仏・幸福を目指します。 

 

まとめ

南無妙法蓮華経とは、仏の根源である法華経に帰依し、自身の生命そのものに秘められた仏性を信じ、現実の苦悩を乗り越える力を呼び覚ますお題目です。 この言葉は、日本の仏教の歴史の中で特に日蓮が確立し、以降多くの人々に精神的な支えとして受け継がれてきました。 唱題(唱える事)は単なる儀式にとどまらず、現実の生きる力を引き出す行為として、幅広い信者にとって生きる中心となっています。 深淵なる宇宙の真理を表し、私たちの人生を照らす「南無妙法蓮華経」を繰り返し唱える事は、人生の喜びと大歓喜をもたらし、迷いから救われる道とされています。

 

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